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●コウジ酸に発がん性、使用禁止へ 厚労省

 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の部会は19日、カニやエビなど甲殻類の黒ずみ防止に使われる添加物のコウジ酸に発がんの可能性があるとして、食品添加物としての使用を禁止することを決めた。
 厚労省によると、現在コウジ酸は国内、輸入のいずれの食品でも使用されていないという。

 コウジ酸はみそやしょうゆの製造に使われるコウジ菌を培養して得られる抗菌作用のある物質。天然由来の食品添加物として使用が認められている。

 同審議会の食品衛生分科会に諮り、来春から正式に禁止措置を取る方針。

 同審議会の毒性・添加物合同部会が安全性などを調べた結果、マウスで肝細胞腫瘍(しゅよう)の発生が認められ、ラットでも肝臓がん発生の可能性が示唆された。染色体異常などの遺伝毒性についても可能性が否定できないとしている。

 みそやしょうゆの製造過程でコウジ酸が作られ、製品に含まれることがあるが、みその抗がん作用や濃度の低さなどから、食品への特別な措置はとらない方針。

産経新聞 2002/12/19(木)

●筑波大など、植物のペクチンにかかわる合成酵素遺伝子発見

 筑波大学生物科学系の佐藤忍・助教授と、森林総合研究所樹木生化学研究室の石井忠室長、日本学術振興会の岩井宏暁特別研究員は、高等植物の形態形成や発生において重要な働きをしているペクチンにかかわる合成酵素の遺伝子を発見した。

 この合成機構が明らかになったことで、作物の日持ち向上などへの応用が期待できるという。米国科学アカデミー紀要の最新号に掲載された。

 ペクチンは、植物の細胞同士を接着する多糖類で、これが分解することで果実の軟化や落ち葉の腐敗につながる。ペクチンの働きに異常があるとそもそも芽も形成しないため、通常の手法では解析が難しかった。

 今回、研究グループでは、タバコの仲間で最小のゲノムを持つ「ニコチアナ・プランバギニフォーリア」の半数体植物(染色体が半分だけの植物)の葉に、遺伝子発現を活発化させる「T−DNA」を導入する手法で、細胞間の接着が弱くなっているものの、細胞株としては維持が可能な新しい変異体作出実験系を開発した。

 細胞壁を解析し、ペクチンをホウ素を介して架橋して二量体化し結合性を高めている「NpGUT1」という遺伝子を発見した。

日本工業新聞 2002/12/13(金)

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